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山陰あすねっと |
くろすろーど第34回定例会(学習会&懇親会)
テーマ「リストラ時代にサラリーマンが生き残るための基礎知識」 |

勉強会のトークライブでは、今回は講師の中森さんが、まるでテレビのバラエティー番組のように、次々にシールをめくりながら(少しずつ私たちに見せていきながら)順番に話を進める方法はいままでになく、新鮮でした。(うまいこと伝わってますか?)
中森さん、準備お疲れさまでした&ありがとうございました!
卒業制作で異業種交流会のポータルサイトを作るということで、大阪のデジタルハリウッド専門学校生6名が取材として勉強会に参加されました。なおその専門学校生たちが作っているサイトはこちらです。http://www.biz-mix.net/ あと就職活動関連のホームページから参加された大学生2名も。くろすろーどももっと20代前半の方が増えてくれると、もっと違ったおもしろい展開になるかもしれませんね。(事務局)
昨年リストラで退職した私は、過去を見つめ直す事と、いくらかでも参考になればと思い体験談を話す事が目的で参加しました。講師中森さんのトークライブは非常にリアリティで解りやすく、またユーモラスで大変有意義でした。
その他、チーム毎の発表や紹介の場では、内容や話し方等大変興味深く聞けました。今回はほとんどが聞く一方でしたが、次回からは少しづつ話せるようになりたいと思います。まだメンバーの大半を知らないので、なるべくイベントに参加して顔を覚えたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。。(参加者Wさん)
[第34回くろすろーど定例会]
日時:2003年2月9日(日) 13:00〜21:00(17:15から懇親会)
場所:神戸商工貿易センタービル26F第1会議室ほか
講師:中森勇人さん(ライター・体験型リストラ評論家)
テーマ:「リストラ時代にサラリーマンが生き残るための基礎知識」
参加者:52名(トークライブ44名・懇親会36名)
▼定例会・トークライブのダイジェスト
第1部「サラリーマンの危機管理〜リストラ用語の基礎知識〜」
▼リストラ用語に対する会社側・社員側のメリット・デメリット
(メリットは○印、デメリットは×印で表示しております。)
「自己都合退職」
会社側
○退職金の減額(会社都合の6割になることも)・解雇予告手当不要・カンバンは安泰(後腐れがない)
×送別会の開催(ぐらい)
社員側
○辞めたいときに辞められる(法律上は2週間前に告知)
×退職金の減額・失業保険の給付の待機期間が短くなる・次の会社の面接で転職理由を聞かれる
※社員側に不利
「会社都合退職」(解雇理由のある場合)
会社側
○なし
×退職金の満額支払・解雇予告手当必要・助成金のカット
社員側
○退職金の満額支払・解雇予告手当がもらえる・転職先への理由付けが出来る
×職探しをする必要
※自己都合より会社都合でやめた方が社員側は絶対的に有利。
「転職」
会社側
○自己都合退職でやめてもらえる
×優秀な社員が流出
社員側
○転職先のほうがスキルを生かせる場合がある
×給与が減額(6割〜7割に)・転職先で怪FAXが?(同業他社に転職の場合は転職前の会社の者がストーカー行為をする場合も)
「リストラ部屋」(社員が会社を辞めるまで仕事を干して部屋に軟禁状態に)
会社側
○見せしめ・精神的な圧迫を与えることができる
×タダ働きによる出費
社員側
○時間はたっぷりあるので、いろいろ考え事ができる
×精神的な圧迫
「不当配転」(社員が会社を辞めるようにわざと転勤させる)
会社側
○業務命令として配転させることができる、判例では合理的な理由があれば違法ではない=リストラ目的なら「合理的理由ではない」
×配転先探し(リストラで配転先となる営業所を閉鎖、または人数を減らしているため)
社員側
○メリットなし
×単身赴任など二重生活を強いられる
「アウトプレイスメント会社」(転職先を紹介する業者)
会社側
○社員に信用させやすい
×アウトプレイスメント会社に費用を払う必要性
社員側
○うまくいけばイヤな会社とはおさらば
×実績が低い(実際に再就職できた率は低い業者も)
「合併」
会社側
○ドサクサを利用して人員整理やむなしという雰囲気を作ることが可能、実際には「存続会社」が雇用契約を維持しなければならない
×合併の手続きが大掛かり
社員側
○労働契約承継法の適用
×自分の担当した部署の消滅も
「社内いじめ」
会社側
○自己都合退職に追い込むことができる
×あまりやりすぎると人格権訴訟を起こされる場合も (社員は人格権訴訟を起こすべき)
社員側
○人の本性が見える
×いじめにより精神的苦痛を被り仕事が進まない
「自宅待機」
会社側
○給与の減額(6割…最低保証賃金)が可能
×休業中副業をしていないかなど監視する必要がある
社員側
○時間の有効利用(専任義務が解除される)
×時間管理がしんどい
「退職金などの上乗金」(希望退職者を募る場合など)
会社側
○会社としては大義名分が立つ
×優秀な人材が流出(転職しやすい若年層から辞めていく)
社員側
○資金の調達が可能?(このお金で自営業をはじめるなど)
×この時代は転職は難しく、長期失業の可能性も
「民事再生法」
会社側
○経営責任がうやむや(経営陣は辞める必要はない)
×企業の信用が失墜?(最近はたくさんあるのでそうでもない)
社員側
○給与の請求先が残る(倒産の場合は銀行などの資産管財人になる)
×労働組合などの労働者側から注文がつけにくくなる
▼リストラされる際の面談の応対例
「降格もあり得る。」
悪い例:「辞めなくていいなら仕方ありません。」→労働条件の一方的な引き下げに同意したことになる
よい例:「合理的な理由を提示して納得させてください。」
「君のやってきたことは失敗ばかりだ。」
悪い例:くどくどと言い訳をする
よい例:「失敗の内容を具体的に示してください。」
「君にやってもらう仕事はない。」
悪い例:「何でもやりますから仕事をください。」→転勤など言われても文句は言えない
よい例:「意味がよくつかめません。具体的に言ってください。」
「身の処し方考えてくれ。」
悪い例:「辞めた方がいいのでしょうか?」
よい例:「それは辞めろということですか。退職勧奨なら応じることはできません」→退職勧奨があれば自己都合退職にはならない
▼リストラで見えた法則
1.「窮鼠は絶対猫を噛む」…会社に抵抗する人が増えてきた
2.「腐ったら鯛じゃなくなる」…リストラぐらいで腐ってはいけない。納得のいく会社の辞め方を。
3.「一縁を笑うものは一縁に泣く」…会社の外のつきあいも大切。
4.「二兎を追わずにはいられない」…会社以外の収入の道を画策する。
5.「来年の話をしないと鬼も笑わない」…少なくとも1年後の計画くらいは立てる。
第2部「2足わらじのすすめ」
(注:この章は会社員ながら作家という肩書きを持つ中森さんの体験を中心に話していただきました。)
1.標準からの脱却…いつもとは違う環境に身を置いてみると新たな発見がある。
通勤する時間を少しずらす
系統の違う交流会に参加する…そこで本の出版を教えてもらった。
東京の交流会に参加する…メンバーに出版社の人がいた。そこから縁が広がる。
普通の会社員では意識しないとそこまではできない。
2.ベストパートナー・サポーターの力
サポーター的な人がいてくれると、精神的に負担が軽減される。
家族・パートナーの存在も力に。
3.欲しい人に欲しいものを届ける
欲しいもの…知識など自分で用意できないものが多いが、自分ができなくてもできる人を紹介することができたら、自分自身の価値があがる。(そしていつか逆に恩を返してくれるかも。)
自分自身が人脈を持つべし。
4.足腰を鍛える
専門家と話をするときにわからない言葉があればあとで調べる、英語などの外国語を習得する、こういう努力をすることにより、自分自身が取得できる情報の数が増大する。
本を書く場合は話術=取材力が必要。
5.インパクトのある売り込み=出版社へ
忙しい担当者をいかに手を煩わさない方法がインパクトのある売り込み方。
具体的には
名刺は名刺用プリンター用紙でパソコンで自作。インパクトを出すように。
プロフィールを書いた一覧表も有効。イラストや写真などで見た目に気を配る。→編集会議などでこのプロフィールの紙もつけてくれる。
メールを多用…読みたいときに読め、返事は出せるときに書ける。→添付ファイルでの企画書の方が出版社側でカスタマイズしやすい。
ホームページは必須…プロフィールなどをいろいろ掲載できる。更新もマメに。
もちろん出版社の絞込みのためのリサーチが必要。類書の調査も。
出版社のコンタクトの取り方…出版社ホームページ、出版された本の奥付(本のいちばん後ろ)の電話番号
「インパクト」「売り込みの回数」「タイミング」これが合えばあなたも出版できるかも。
最後に…
デジタルに頼ることなくアナログと口コミが大事。「現場主義」で。(おもしろい文章はおもしろいネタから)
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